タケ、美しく風情があります
タケはイネ科の常緑中高木~低木です。
原産地は中国です。東南アジアから東アジアに広く分布しています。
日本では本州以南で栽培することが可能です。
園芸上はタケ類、ササ類、熱帯性のバンブー類と
大きく3つに分類されます。
また高く伸びる種類を「竹」、
短いものを「笹」と呼んでいる分類方法もあります。
庭に植えるにはあまり大きくならない種類を選びます。
放任しておくと大きくなるので、
好きな高さを決めた後に芯止めを行います。
タケノコが隣の家まで生えて困ることもあります
■タケが増え過ぎて困る
1.タケの性質について
タケは繁殖力が強く、どんどん地下茎を伸ばしていきます。
そのため塀の下をくくり抜け、隣家の庭まで伸びてしまうケースもあります。
よく植える前に地下茎を切っておけば問題ないと言われています。
しかし竹稈を掘り取ることは難しいです。
もし取り去っても竹稈の寿命が短く、数年しか持たない場合が多いです。
2.庭に植えるのに適したタケの種類
庭植えに適したタケの種類はダイミョウチク、クロチク、
トウチク、カンチク、シホウチク、モウソウチク、
キンメイチク、ラッキョウヤダケなどがあります。
3.タケ類の植えつけ注意点
タケノコが伸び出さないように注意するよりも地下を仕切り、
地下茎が余計な場所に伸びないように環境を整えます。
地下2m以上ほどをヒューム管(コンクリート製)で仕切ります。