タケノコを間近で見られるのも風情があります
タケは日本人にはなじみが深い植物のひとつです。
食用、鑑賞、そして道具を造る時の素材として愛用されてきました。
タケは和風庭園には欠かせない庭木です。
しかし放任するとかなり大きくなるので、
種類を選び、あまり生長しないものを選ぶ方が無難です。
タケは日当たりがよい場所を好みます。
しかし乾燥には弱いので、直射日光が当たる場所は避けます。
また植えつける時は細い根を乾燥させないように注意します。
また風が強い場所は適さないので、植え場所も事前に熟慮します。
音も良いですね
■タケ 鉢植えの植え替え
1.タケの植え替えの頻度
タケも他の植物同様、植え替えをしないと根詰まりをおこします。
ただし小さな鉢で栽培することはほとんどないので、
3~5年に1度の頻度で植え替えすれば問題ありません。
2.植え替えの時期とコツ
タケの植え替えの適した時期は、春のタケノコの時期が終わり、
そのタケノコが育ち終わった10月上旬ぐらいまでです。
タケノコが伸び出す直前がいちばん良いとされています。
根を乾かさないよう準備し、注意して植え替えます。
鉢からタケを抜いたら、一度土を落としてから植え直します。
簡単に土が落ちない場合は、スコップなどで
周りを切り落としてから植え直します。
この時にタケの桿がふえていたら、
スコップなどで株を切り分けて株の数をふやします。
理由は桿の数が多いとその種類の特徴や美しさが、
出ないケースがあるからです。