雨の多い時期の紫陽花は美しいです
ハイドランジアはヨーロッパで品種改良を受けた落葉低木です。
梅雨の季節に花を咲かせる代表的な植物です。
西洋アジサイの品種は従来のアジサイと区別するため、
属名の「ハイドランジア」の名前で呼ばれることが多いです。
主に、フランス、オランダ、ドイツ・ベルギーなどで
様々に交配された歴史があります。
花は大きく、色は赤、ピンク、赤紫など華やか色彩を楽しめます。
覆輪が入ったり品種もあり、ゴージャスな趣きを観賞できます。
赤系統も充実しています
■アジサイ(ハイドランジア) 挿し木
1.挿し木を行う時期
ハイドランジアは、挿し木で苗を簡単にふやすことが可能です。
時期は梅雨の季節が一番適しています。
6月ごろに今年伸びた花がついていない新しい梢を使います。
挿し穂は先端部を3節ぐらいに切って作ります。
切り口をくさび形にするため、まず斜めに切り、
次に反対方向に切り戻し、20cmぐらいの長さにします。
ハイドランジアの葉は大きいので、葉の半分は切ってしまいます。
下の葉も切り落とし、蒸発量が多くならないようにします。
淡い色味もステキです
2.挿し木後の管理方法
鉢の底には防虫網を敷き、ゴロ土を入れた後、
赤玉土、鹿沼土の単独か、バーミキュライトを3割ほど入れます。
挿し木後は半日陰で乾かないように管理します。
2~4週間ぐらいで根が生えます。
根が生えてから3~4号ポットに移し替え、苗を育てます。
花は来年咲くようになります。
◎挿し木の手順は↓
>>アジサイ 挿し木の仕方 画像つき