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オリヅルランの種類

  • 投稿日:
  • by flower777
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ナカフヒロハオリヅルラン


オリヅルランは、ユリ科オリヅルラン属の常緑性多年草です。
斑入りのスラリとした葉は、とても涼やかな雰囲気をもっています。

和風、洋風のガーデニングに、よく合う植物です。
オリヅルランは、ランナーを伸ばした先に、花や子株をつけます。

その花や子株の様子が折鶴に見えることから、
オリヅルランと名づけられました。

オリヅルランには、あまりたくさんの品種はなさそうに見えますが、
アフリカとインドを中心とした熱帯に、約150種もの仲間があります。
その中でも、日本で主に流通している品種がいくつかあります。


oridururan (3).jpg
ランナーに咲く花も美しいです


■オリヅルランの種類

◎ソトフオリヅルラン
葉の外側に斑が入っていることから、
ソトフ(外斑)オリヅルランと呼ばれています。

◎ナカフオリヅルラン
ソトフとは逆に、葉の中心に斑が入る品種です。
葉がカールするボニーという品種があります。

◎ナカフフトハオリヅルラン
ナカフオリヅルランと同じように、葉の中止に斑が入る品種ですが、
ナカフオリヅルランよりも斑が太いです。
他の2品種に比べると、ランナーが出にくい性質があります。


どの品種も一見すると同じように見えますが、
よく見るときちんと斑の入り方が違います。

斑が外に入っているのか、中に入っているのか、
斑が細いのか太いのか、名前を見れば分かりやすいです。


またオリヅルランとは違いますが、
同じような見た目のものも流通しています。

・シャムオリヅルラン(インドチョウラン)
オリヅルランと名前に入っていますが、別種です。
葉はよく似ていて、細い葉に斑が入っていますが、
こちらはランナーを出しません。

株の中心からわさわさと茂ってくるような生え方をします。
ランナーが出ないので、寄せ植えなどに使われることも多いようです。

多年草ですが、耐寒性がありませんので、
日本のほとんどの地域で戸外の越冬は難しいです。

多少の耐陰性があるので、冬場は室内の明るい場所で管理するといいでしょう。


少し寒さに弱いところのあるオリヅルランですが、
環境さえ合えばランナーを伸ばして子株がどんどん増えます。
耐陰性があるのを生かして、
明るい室内で観葉植物として楽しむこともできますよ。

■参考
・オリヅルランの育て方 ランナー栽培で小株を楽しめる