ニオイバンマツリは、仕立て方も楽しめます
■ニオイバンマツリの仕立て方
ニオイバンマツリは、鉢植えにしてコンパクトに育てることもできますし、
地植えにして枝を長く伸ばして育てることもできます。
育てる方の好みによって仕立てを変えることができるのも、
ニオイバンマツリの魅力です。
枝を長く伸ばし、自然な樹形にする以外には、
以下のような仕立て方があります。
・枝を短くコンパクトに
毎年きちんと剪定することで、全体的にコンパクトに仕立てることが可能です。
ただ、枝が短くなるため、その分花数が減ってしまいます。
切り戻しを繰り返すことで、新しい枝の発生を促しましょう。
枝数が増えれば、その分花数を増やすことができます。
また、花後に剪定しても、生育が止まるまでの間に、
枝が伸びすぎてしまうことがあります。
その場合は、全体を整えるように秋にも剪定を行いましょう。
この時、切り詰めすぎてしまうと、
すでにできている花芽を全て落とすこととなるので、充分注意しましょう。
色味が変わるのがすてきですね
・あんどん仕立て
鉢植えでも枝を長く伸ばすことができ、
花数を増やすことができるのが、あんどん仕立てです。
ニオイバンマツリを育てている鉢にあんどん支柱を設置し、
それに誘引していくだけです。
時期は、葉の少ない春先が誘引しやすいです。
ニオイバンマツリは、枝を水平にすることで、
花芽の発生を増やすことができます。
誘引する時は、できるだけ水平になるように意識しましょう。
基本的なあんどん支柱だけでなく、球形やハートなど、
針金で作った好きな形の支柱に誘引することもできます。
■参考
・ニオイバンマツリ(ブルンフェルシア)|花後に切り戻して栽培
・ニオイバンマツリの挿し木
・ニオイバンマツリ 葉が落ちる理由は?