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クロッカス 開花後は?

  • 投稿日:
  • by flower777
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クロッカスは、アヤメ科に属します


アヤメ、カキツバタ、ダッチアイリス、フリージアが、
同じアヤメ科に属します。

アヤメ科の球根植物の球根は、
開花後、翌年にはしなびてしまいます。

その代わり、球根から出る新しい芽の基部がふくらみ、
そこから新しい球根をつくるという珍しい性質を持っています。


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忘れていたところから咲き出すクロッカス


■クロッカス 開花後は?

クロッカスは、その新芽と基部を作る性質のため、
何年も同じ場所へ植えたままにしておくと、

段々と球根が上へ上へと浮き上がってきてしまい、
地上から球根が見えるようになってしまいます。

1.球根の植え付け方法
クロッカスの球根は小さいので、鉢や地面にいくつも植えられます。
まとめて植えると、密に咲くので、とてもゴージャスです。

2.球根の植え替えは必要?
球根は、だいたい2年くらいで植え替えるのが良いです。
よほど密に植えていなければ、3年に1回の植え替えでも十分です。

3.増し土をする
クロッカスや、同じアヤメ科のフリージアは、
新しく作られた球根がしっかりと土の中で育つよう、
開花前と、開花後に増し土を行います。

新しく作られる球根が浅植えになってしまうと、
すぐに球根が地上部から見えてしまいます。

同時にそれは、良い球根に育てないことでもあるので、
なるべく浅植えにならないよう、
開花前と開花後には、増し土を行ってください。

4.増し土の方法
増し土の方法は、植えたときと同じ性質の用土を、
球根が隠れる程度に足してあげます。

クロッカスの場合、増し土は約2~3センチほどくらいになると思います。


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次々に分球するので、数年置きに植え直すと元気に咲きます


5.分球する
クロッカスが増し土だけでは球根が見えたり、密生している時には、
掘り上げて分球して植え直すとさらに元気に育ちます。

■参考
・クロッカスの育て方と栽培|お礼肥で毎年開花
・クロッカス 食べる鳥は?