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スイートアリッサムの育て方|肥料切れしないように栽培

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スイートアリッサム、香りも良い


スイートアリッサム(Sweet alyssum、
学名:Lobularia maritima)は、アブラナ科ニワナズナ属、
地中海沿岸が原産の多年草です。
別名ニワナズナ、アリッサムなどとも呼ばれています。
寒さに弱いため、秋まきの一年草とされています。
花が長く咲き、管理がじょうずにできれば、
真夏以外の、春から秋を通して楽しめます。

主な種類
・イースターボネット
・アフロディーナ

カーペット状に、ふんわりと茂る草丈15cmくらいの株と、
3mmくらいの花が、まあるくいっぱいに咲きます。
花色は、白、赤、ピンク、藤色、紅紫などがあります。

こんもりとクッションのような小さな花から放つ、
甘い芳香が、庭先や玄関でやさしく迎えてくれるでしょう。

タネまきは9月中旬~10月に行い、
花は4月下旬~6月と、9月~11月上旬ころに咲きます。

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スイートアリッサム、花色も豊富


スイートアリッサム育て方 栽培方法

・タネまき
タネまきは、9月中旬~10月が適期になりますが、
寒冷地では、サクラが咲くころがよいでしょう。

非常にタネが細かいので、
浅い鉢に底面吸水させたタネまき用土か、
ピートバンなどを用います。

発芽して、苗が育ってきたら、
ポットなどに鉢上げをし、定植をします。

・苗選び
春先にポット苗を選ぶときは、
節が詰まっていて葉色の濃い、
コンパクトな感じがするものにします。

間伸びしたようなものは、
弱いのでできるだけ避けましょう。

・定植
鉢植えや花壇のふちどりが、
スイートアリッサムの用途の定番です。
ロックガーデンにしても、見栄えがします。
ハンギングバスケットに仕立てて、
アプローチ沿いに飾って、香りを楽しみましょう。

いずれも、赤玉土・腐葉土・燻炭を、
6:3:1の割合で配合した土で、植え付けます。
水はけのよい草花用培養土でもよいでしょう。
スイートアリッサムは、移植が苦手なので、
根鉢をくずさないように扱いましょう。

・置き場所
日当たりがよい場所で育てます。
苗を冬越しさせるときには、
霜に当てないようにします。

・水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。

・肥料
真夏をのぞいて、週に1回液肥を与えます。
葉色の状態を見ながら、
肥料切れにならないように、気を配ります。

・増やし方
スイートアリッサムは、3~4月にかけて、
挿し木で増やせます。
7~8cmの挿し穂を作り、下の葉を落として、
水揚げをした後、圧縮ピートなどに挿します。
発根して育ってきたら、定植します。

kurukuru.gifPOINT!
・水はけのよい土に植える
・西日本の暖地では、春の挿し木で増やす
・真夏以外は、肥料切れに注意する

>>アリッサムのタネと苗を見てみる