水戸市千波公園のネモフィラ
ネモフィラはハゼイソウ科の秋まき一年草です。
別名はフリカラクサと呼ばれています。
ネモフィラの名前の由来はギリジャ語のnemos(小さな森)と
phileo(愛する)から呼ばれるようになった説があります。
ネモフィラの原産地は北アメリカのカルフォニアから
オレゴン州にかけてで、比較的寒さには強い植物です。
しかし雨には弱く、湿度が低い乾燥した気候を好みます。
日当たりがよく、水はけのよい場所に植えるようにしましょう。
ブラックも人気です
◎ネモフィラの歴史
ネモフィラは涼しげな青色の小花を咲かせる植物です。
見かけは派手ではありませんが、最近人気が高まっています。
自然に近い庭園には、その清楚なたたずまいが魅力的です。
草丈はあまり高くならず、茎がよく枝分かれをします。、
地表をはうように広がるので公園などによく利用されています。
■ネモフィラが枯れる理由は?
1.ネモフィラの性質
ネモフィラの品種で一般的なのは、
鮮やかなブルーの花を咲かせるメンジーシー種です。
そして最近品種改良されて登場してきたのが、メンジーシー種の変種で
薄い茶色に白く覆う輪が入ったディスコイダリス種や、
花びらの先に濃い紫色の斑点が入るマクラータ種などがあります。
ネモフィラの原産地は乾燥している北アメリカです。
よって日本の梅雨の時期は苦手で、株の勢いが衰えがちです。
2.長雨や湿り気が苦手
開花時期は、一般に3~5月くらいです。
北海道のように涼しい地域では、7月ごろまで花を楽しめます。
しかし日本では春に楽しむ花だと割り切った方がいいです。
また長雨の季節はポトリチス病などにかかりやすいため、
枯れた葉や花がらはまめに取り除くよう管理します。
コンテナ栽培など置き場所を移動させることができる場合は、
まず雨が当たらない軒下に置きます。
春は日がよく当たる場所でかまいませんが、
6月ごろから風通しがよく、西日が当たらない場所を選びましょう。