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クリスマスローズの育て方|株分けで増やしやすい

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クリスマスローズHGCシナモンスノーの花


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クリスマスローズHGCシナモンスノーの容姿


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クリスマスローズのブラックも大人っぽく人気
写真商品販売=こぼんさい


クリスマスローズ(Christmas Rose、学名:Helleborus)は、
キンポウゲ科ヘレポルス属の常緑多年草で盆栽としても人気です。
12~3月ころに、花の見ごろを迎えます。
別名ヘレボルスニゲルとも呼ばれています。

主な自生地は、西アジアおよびヨーロッパ中部~南部です。
関連種として、Hクロアチカス、Hオリエンタリス、
Hチベタヌスなどがあります。

クリスマスローズは、原種のヘレボルスニゲルのことをさしますが、
日本では、ヘレボルス属そのものを呼ぶのが一般的です。

草丈を30~40㎝くらいに仕立てます。
花色は白ですが、交雑種では、
このほかピンク、赤、オレンジなどがあります。

山野草の中でも、品種改良が盛んに行われた冬の花です。
素朴な花が、シャイな雰囲気をもたらします。
華やかさはないですが、ひきつけられる魅力を持っています。


クリスマスローズ育て方 栽培方法

・置き場所
初夏から9月半ばまでは、風通しのよい、
あかるめの日陰に置きます。
9月下旬~翌年の初夏ころまで、
日のよく当たるところがよいです。
霜の季節なら、軒下や窓辺で管理をします。

・水やり
鉢土の表面が乾いたら、じゅうぶんな水をあたえます。
夏は多めに、冬はやや控えめにします。

・肥料
5月半ばとと10月初旬には、緩効性の肥料を、
置き肥をします。
11月下旬~初夏までは、液体肥料を月に2~3回、
定期的にほどこします。

・手入れ
実生で増やす予定がない場合は、
花がらが汚くなるころ、株元から切り取ります。
枯葉などは、放置しないようにします。

・植え付けと植え替え
クリスマスローズは、1~2年ごとに、
植え替えましょう。
10月に入るころ、古土を落とし、
傷んだ根を切り取ってから、赤土と腐葉土を、
6:4くらいで混ぜたものに植え替えます。
根の数が少なめのときは、
元気な根を折らないように、慎重に扱います。

・夏越し
6~9月半ばころまで、
休眠のような状態になり、生育が止まります。
強い日差しを避けて、風通しを良くしておきましょう。

・増やし方
タネで増やすときは、6月中旬すぎころに、
タネまきをします。
発芽するころは、半年後の1~2月あたりになります。
タネまきをしてから、花を咲かせられるころまでは、
およそ3年ほどかかります。

植え替えのときに、株分けでの繁殖が簡単です。
やや大きめに分けて、どの株にも、
新芽がついた状態にわけます。

kurukuru.gifPOINT!
・夏は直射日光と過湿を避ける
・成長期には追肥をする
・実生より株分けの方が増やしやすい