サクラタデの穂状の花
サクラタデのひとつひとつの花も愛らしい
C)mekaroku
サクラタデ(学名:Polygonum Conspicum)は、
タデ科タデ属の多年草です。
8~10月ころに花の見ごろを迎えます。
主な自生地は、北半球の温帯の山野の、
湿地や休耕田などです。
関連種として、ヤナギタデ、イヌタデ、ヒメタデ、などがあります。
数多く枝分かれをし、笹のような葉をつけ、
草丈は50~100㎝くらいになります。
桜のような、かわいい色の穂状の花をつけます。
野性味を持つ、背の高い山野草ですが、
対照的に、花が可憐なのが印象的です。
■サクラタデの育て方 栽培方法
・置き場所
日のよく当たるところで管理します。
真夏は、少し遮光するか、半日陰にしたほうが、
乾燥のし過ぎを防げます。
霜のおりる季節になったら、
よけなどの防寒が必要です。
・水やり
湿り気を好みますので、土が極度に乾燥しない程度にします。
・肥料
サクラタデは肥料をあたえなくてもよく育ちます。
・手入れ
とくに目立った手入れはしなくてもよいです。
・植え替え
根がよく回り、生育が旺盛なので、
毎年3~4月ころに、植え替えをしましょう。
赤玉土に鹿沼土と腐葉土を混ぜたものを用い、
ひと回り大きな鉢に、植え替えます。
・冬越し夏越し
冬は、凍らせないよう配慮し、
夏は、鉢の温度が上がり過ぎないよう気をつけます。
・増やし方
サクラタデは、株分けで増やします。
植え替え時の3~4月に作業を行うのがよいでしょう。
POINT!
・日当たりのよい場所で育てる
・湿地のような環境にし水切れに気を付ける
・毎年春に植え替えをする