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ポインセチア 下葉が落ちる理由は?

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ポインセチアも越冬できれば、毎年楽しめる

ポインセチアは、クリスマス時期に人気の花で、
寒さに強い植物と考えがちですが、
本来はメキシコなど中央アメリカを原産とする、
暖かい地域の植物です。

高温と日当たりを好み環境変化に弱く、
生育適温は15~25℃と高く、
日本の冬の寒さは苦手です。


ポインセチア下葉落ちる理由

1.低温や日照不足
ポインセチアは、夜の温度が10℃以上ないと、
下葉が落ちて休眠状態に入ってしまいます。

冬は、日の射す窓辺で太陽光線にあて、
日中20℃以上、夜間12~15℃以上の室内で、
育てると元気でいてくれます。

また夜間の窓辺は冷え込むので、
窓から少し離れたところに移動します。

園芸店でポインセチアの鉢を求める場合、
寒い場所に陳列されている鉢植えは、
すでに寒さで株が傷んでいることもあるので、
避けたほうが安心です。

2.用土の過湿や過乾燥

ポインセチアは、用土の過湿や乾燥のしすぎが苦手です。
最低温度が15℃以上あれば、
鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
受け皿の水は、ためずに捨てるようにします。

低温のときには、鉢土の表面が、
じゅうぶんに乾くのを待って、水やりをします。

生育が緩慢なときに水を与えすぎると、
鉢土の過湿により根腐れして下葉が落ちます。
葉が丸まってくるのは、根腐れなので、
水やりをやめてようすを見てください。

また、用土が乾きすぎたために根が傷み、
下葉が枯れることもあります。

3.栽培環境の急激な変化

ポインセチアの鉢を屋外から室内にいきなり移動すると、
急激な栽培環境の変化に適応できなくて、
下葉が枯れるてしまうことがあります。

環境の変化に弱いナイーブな植物ですから、
移動するときには、温度や湿度を、
室内の環境に慣らして順応させていきます。

>>ポインセチアの詳しい栽培方法へ