ドングリ、子供も大人も好きですね
カシは常緑性で葉の表面につやがあります。
葉のふちはギザギザになっているものが多いです。
カシ類の中で寒さに強いのは、アラカシ、シラカシです。
潮風や大気汚染に強いのは、ウバメガシ、シイ、マテバシイです。
株立ちを人工的に仕立てた「棒ガシ」は、
常緑樹なのに雑木林のような樹姿を楽しめます。
生け垣に使う場合はこまめに剪定を行い、
内部が蒸れないように注意が必要です。
クヌギのドングリ
■カシにドングリをならせるには?
クヌギ、カシ、ナラなどの実のことをドングリと呼びます。
1.カシ類の特徴
カシのことを関東地方ではシラカシ、
関西地方ではアラカシと呼んでいます。
カシ類は高さ5m~20mぐらいまで成長します。
つまり花が咲き、実がなるまでには
それなりの大きさに生長しているのが条件になります。
また実生から苗木を育てるため、
成熟するまでどうしても年月が必要です。
2.現代の住宅事情では
敷地が広い場所とは限らないため、
できるだけコンパクトな樹姿にまとめたい要望が多いです。
樹姿をまとめるためにはどうしても強剪定になりやすいです。
また特に花を楽しむ木ではないので、
花芽を持っている枝を切ってしまうことが日常的です。
よって花が咲きにくい環境になってしまっています。
花が咲かなければ当然ドングリはなりません。
樹のプレゼントです
3.ウバメガシがおすすめ
カシ類の中ではウバメガシが樹高が低くても実がなります。
早く実が見たい時、狭い庭の場合はこの品種を植えてみましょう。
カシ類にこだわらなければクヌギの種類を植えると、
5年目ぐらい、根元の直径が10cmほどになると実がなります。