新緑が美しいケヤキ
ケヤキはニレ科ケヤキ属の落葉高木です。
東アジアの一部と日本に分布しています。
高さが25~30mぐらいまで成長して巨木になります。
シンボルツリーとして国や地方自治体の記念物に
なっている木もめずらしくありません。
また街路樹にもよく使われています。
特に関東地方では「ケヤキ並木」が多く見られます。
花や実は目立ちませんが葉が落ちた後、
放射状に広がる独特の樹形はすぐケヤキとわかります。
紅葉も魅力的
■ケヤキ 庭植えのコツ
1.毎年剪定をします
ケヤキは大きく育つので、一般家庭に植えることは少ないです。
しかし木を毎年剪定すれば、背丈を調節することができます。
これは背丈ではなく、太さも抑えることにつながります。
ケヤキは自然な樹形が美しい木ですが、
場所が限られた庭では剪定をするしか方法はありません。
丈夫な木ですが剪定は、4月中旬~5月中旬を避けます。
2.株立ち仕立てにします
本来は自分が決めたサイズより大きくなったら、
根元で切るのが一番適切な剪定方法です。
ケヤキは植えつけて5年ぐらい経つと、
根元で切っても3年ほどで2.5mほどになります。
数年に1回作り直すことにより、地上部は剪定する必要がなくなります。
そして自然樹形をずっと楽しめることになります。
これで狭い庭でもケヤキの外観を鑑賞することができます。