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コニファー類の種類|イチイ、マキ、マツ、など多数

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コニファー類の秋のようす


科名:イチイ科、マキ科、マツ科、スギ科、ヒノキ科
形態:常緑低木~高木
英名:Conifer
学名:――
原産:アジア、北ヨーロッパ、北アメリカほか
開花:――

コニファー類は針葉樹の総称です。
世界的には数万種類ありますが、
日本で栽培できるのは200種類ぐらいです。

樹形は大型から矮性のものまで種類が多く、
葉の色も黄色に近い銀色、白に近いものなど、
明るいものなど新しい園芸品種が増えています。
洋風住宅にもあう庭づくりが可能です。


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イチイの木と実


・イチイ科
ヨーロッパイチイ、イチイ、キャラボクなど種類が豊富です。
円錐形のものが多く、耐陰性があり刈り込みに強いので、
昔から中庭などの庭園にも使われています。

・マキ科
マキノキ、イヌマキ、ラカンマキなどが該当します。
日陰、潮風、大気汚染など、
条件が厳しくても耐えて生長します。

・マツ科
クリスマスツリーなどに使われる木が、
コニファーとして店頭に並びます。

(モミ類)
長くて柔らかい葉が特徴的な
クリスマスツリーに使われるコロラドモミ、
国内の自生種なので耐暑性があるウラジロモミがあります。

(トウヒ類)
モミに大変似ていますが、葉先がとがっているので
別名ハリモミと名前がつけられています。
全般的にやや涼しい気候を好みます。

(ヒマラヤスギ類)
樹高は20~30m、原産地では50m以上の高木です。
世界の3大美 (公園) 樹のひとつとされています。
黄金色の葉になるものやしだれ種があります。

・スギ科
メジロスギなど高さが3mぐらいにまとまる
矮性の品種が使われます。

・ヒノキ科
木材として使われるスギ、ヒノキとは別に、
園芸用に栽培されているゴールドクレストなどを
コニファーと総称しています。

(ヒノキ類)
自生種は数種類しかありません。
しかしローソンヒノキをはじめ園芸品種は多く、
コニファーのメインとして鉢物の流通量も多いです。

(イトスギ類)
名前の通り樹形がスリムで細長く生長するので、
狭い場所での栽培に向きます。
ホワイトスギ、セイヨウヒノキなどが該当します。

(ビャクシン類)
耐暑性と耐寒性に優れているので、
日本でも栽培しやすいコニファーです。
触ると痛い針葉を持っているハイネズなど、
ネズの仲間もこの種類に入ります。

(クロベ類)
ヒノキ科の中で、樹形と色彩が豊かで芳香が高いです。
コノテガシワ、ニオイヒバなどが該当します。

>>コニファーの詳しい育て方はこちらです