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ゼラニウムの栽培方法|根詰まりしないような育て方を

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ゼラニウム、じょうぶで育てやすい

ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium graveolens)は、
フクロソウ科テンジクアオイ属、
南アフリカが原産の、四季咲きの宿根草です。
別名テンジクアオイなどとも呼ばれています。

花もちがよく、丈夫で育てやすいです。
独特の香りがあり、虫よけにもなるほどです。
ゼラニウムの仲間で、春咲きのペラルゴニウムは、
エッセンシャル精油の原料にも、利用されています。

主な種類
・マルチブルーム
・ソーラー
・アイビー
・センテッド

一重咲きと八重咲きがあり、花色もたいへん豊富です。
花色が鮮やかなので、窓辺に飾るととてもきれいです。
あふれるほどの花が、癒しをもたらしてくれるでしょう。

植え付けは6~7月ころ、花は3月半ば~10月半ばまで、
楽しむことができます。

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ゼラニウム、いろいろな色と形、模様がある

ゼラニウム育て方 栽培方法

・苗選び
草丈が低く、茎が太くて枝が多いものが、丈夫な苗です。
下の葉が変色していたり、落ちているものは避けます。

・植え付け
水はけのよい培養土に、5号鉢またはプランターに植えます。
60cmのプランターなら、3株にしましょう。

1つのプランターに植える時は、
花色を同じにした方がさらに見栄えがします。

ポットから苗を抜く時には、
根鉢を崩さないように気を配ります。

ハンギングにしても、花がとても栄えます。
また、寄せ植えをするには、ナスタチウムや、
アイビーなどと相性が抜群です。

・置き場所
日当たりがよく、風通しが良好な場所で管理します。
ゼラニウムは、高温多湿は避け、
雨が当たらない軒下でもよいでしょう。

・水やり
土の表面が白っぽく乾いたら、たっぷりと与えます。
乾燥には強いので、まめに水やりしなくてもよいです。
乾かし気味の方が、花のつきがよくなります。
花が終わりかける秋以降は、
水やりの回数を減らしていきましょう。

・植え替え
ゼラニウムの植え替えは、7~8月ころと、
10月~11月中旬が、適期となります。
生育もおう盛で、根詰まりをおこしやすいので、
植え替えは毎年行いましょう。

根を1/3ほど切り、かるくほぐしてから、
ひと回り大きな鉢に植え替えます。

株も枯れた葉や枝も取りのぞき、
1/3くらい切り詰めます。
水はけのよい草花用培養土か、
赤玉土(中)・腐葉土を6:4で配合した土を用います。

・肥料
緩効性の化学肥料を、月に1回置き肥をし、
2週間に1回を目安に、液肥を与えます。

生育をよく観察して、花つきが悪いようでしたら、
窒素が多めの肥料は控え、
リン酸とカリの配合が多めのものに、
切り替えるのがよいでしょう。

・増やし方
挿し芽で簡単に増やすことができます。
ゼラニウムの挿し芽の適期は6~7月です。
伸びた枝を切り戻した時のものを、
挿してもよいでしょう。

7~8cmの挿し穂の下葉を取り除き、
ポットに挿して発根を待ちます。
根付いて新芽が増えてきたら、
植え替えのタイミングです。

・病害虫
花がらを放置しないように、お世話をしましょう。
高温多湿は、灰色カビ病をまねく恐れがありますので、
風がよく通る場所に置きます。

kurukuru.gifPOINT!
・乾かし気味の方が、花のつきがよくなる
・根詰まりしやすいので1年に1回植え替える
・挿し芽で簡単にふやせる

>>ゼラニウムの苗を見てみる