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シクラメンの育て方|葉組みと花寄せをして形を整え栽培

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シクラメン、色が豊富で品種も多い


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シクラメン、フリンジタイプもかわいい


シクラメン(Cyclamen、学名:Cyclamen persicum)は、
サクラソウ科シクラメン属、 
地中海沿岸原産の多年草です。
別名ブタノマンジュウ、カガリヒバナ、
などとも呼ばれています。

主な種類
・大輪系普通種
・パステル系
・中輪系F1
・ミニ系

子葉が7~8枚の葉が出始めたころから、
花芽分化がはじまります。
花色も、白やピンクや赤系、2色咲きなどもあります。
芳香を放つ品種も開発されています。

高価な冬の鉢花の女王として人気があります。

管理がよければ、11~4月ころまで、
ミニタイプであれば初夏まで、
花を咲かせることができます。


シクラメン育て方 栽培方法

・苗選び
よくしまった株で、花茎の高さが均一にそろっているもの、
花びらの形もそろったものがよいでしょう。

葉色が鮮やかで数が多く、大きさがそろっていて、
つぼみが多いものを選びます。
花びらに傷やシミがあるものは、避けた方が無難です。

・置き場所
日当たりを好みます。
日中は日当たりのよい窓辺に置きます。
光線不足になると、花や葉が徒長してしまいます。
暗めの場所では、ときどき屋外の、
直射日光に当てるとよいでしょう。

暖房のある部屋では、
温風が直接あたらないようにするのがポイントです。

夜間は厚手のカーテンで温度の低下を防ぐか、
室内の奥に移動するなど、急激な温度変化の、
ないように気を配りましょう。

花が終わる休眠期には、雨にあたらないような、
屋外の風通しのよい場所に移動します。

・水やり
シクラメンは乾燥を好みますが、
乾きすぎるとしおれて弱ります。
水やりの時間は、暖かい午前中に与えます。

茎を軽く持ち上げ、株元に水差しなどで、
鉢のふちから与えます。
花や茎に水がかからないように気を付けましょう。

葉の乾燥や汚れを防ぐために、
霧吹きなどで葉水を時々あたえます。

底面吸水の鉢植えも多く出回っています。
底面吸水の鉢の場合は、
常に1/3ほど水がはいっている状態を保つようにします。

水切をおこしてしおれた場合の対処方法
万が一、水切をおこして、
花がぐったりした場合の対処方法として、
鉢全体を丸ごと新聞紙で包み、
水を張ったバケツに十分吸水させます。
その後、そのご水を切り日陰に置き、
半日くらいで回復させることが可能です。

ただし、過湿にしてしまうと、
根腐れの心配がありますので、注意が必要です。

・葉組みと花寄せ
シクラメンは、葉や茎が根元を中心に、
回りながら茂る特性があります。
9~3月の間は、花茎を中心に寄せてあげます。
花の下にある中央の葉を外側に寄せて、
葉は花茎をおさえるようなイメージで仕立てます。

間延びした花は、外側に寄せて、
株の中心にも光が入るようにしましょう。
全体のバランスも整い、
つぼみにも日光があたるようにするのがコツです。


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シクラメン、模様も豊か


・花がら摘み
咲き終わった花は、こまめに摘み取りましょう。
花茎の付け根をねじるように引き抜きます。
花茎を残さないように抜くようにしましょう。

・肥料
シクラメンは開花期が長い花です。
開花中も、2週間に1回くらいの頻度で、
規定量よりも薄めの液肥を与えます。
窒素分が多めの肥料も、やや控えめがよいでしょう。
成長期も、月に1回ほど緩効性の化学肥料を与えます。

・病害虫
イチョウ病(葉の色が黄色に変色)が、
発生することがありますので、ベンレートで殺菌します。
ハダニやストリップの対応には、
オルトラン粒剤をまいて駆除しましょう。

過湿による根腐れにも注意が必要ですが、
日当たりが悪かったり、
高温の影響を受けている場合が考えられます。
花がらや枯れた葉は、まめに取りのぞき、
清潔な環境を作りましょう。

・夏越し
夏越しをさせる前に、
花が終わった株をよく観察します。
葉が黄色く枯れたり、
葉の数が減ってるような場合は、
病気になってる可能性が高いので処分します。

シクラメンの夏越しは、
高温多湿に弱いのでコツがいります。

・休眠で夏越し
休眠させると、開花は多少遅れますが、
暑い地方でも夏越しが出来ます。
花が終わったら、株を3cmくらい残す程度に、
思い切って切り戻します。
水やりも中止し、
雨の当たらない涼しい場所で管理をします。

9月になったら、球根を掘り上げて、
土を落とし、古い根も切り取ります。
市販のシクラメン専用の培養土を、
用いるのがよいでしょう。

植え付けをするときは、
球根が土から1/3ほど出てる状態に、
浅植えにするのがポイントです。
日当たりのよい場所で育てます。
土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。

発根して葉や根が育ってくると、
翌年春には、花を咲かせることが出来るでしょう。

・休眠をさせないで夏越し
花が咲き終わった5月頃に、植え替えをします。
鉢から株を掘り出し、土などを1/3ほど落とします。
新しい培養土(シクラメン専用がのぞましい)に、
ひと回り大きな鉢に植え付けましょう。

休眠させる場合と同様、球根の頭の部分が、
1/3ほど露出させた状態の、深さに植え付けます。

雨が当たらない、風通しがよい、
涼しい場所で管理します。
ベランダや室内の窓辺でもよいでしょう。
風が直接当たらないように、
配慮できる環境でしたら、
冷房の部屋に置いてもかまいません。

10月中旬ころまでは、花が咲くことがあっても、
花茎をまめに抜くお手入れを欠かさずしましょう。
ときどき、葉組をして、
株の中央にも日光が当たるように気を配ります。
元気な株を育てて、
年末から正月の開花を目指しましょう。

kurukuru.gifPOINT!
・花や葉が枯れてきたら付け根からねじって取る
・暖房のある部屋では、温風が直接あたらないようにする
・葉組みと花寄せをして形を整える

>>シクラメンの苗を各種見てみる