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ビオラの育て方|花がら摘みで病虫害予防栽培

  • 投稿日:
  • by flower777
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ビオラ、青紫系統が人気


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ビオラ、色合いが多く寄せ植えもしやすい


ビオラ(Viola、学名:Viola odorata)は、
スミレ科ビオラ属、北アフリカ、ヨーロッパ、
西アジアが原産の秋まきの一年草です。
別名西洋スミレ、3色スミレ、ニオイスミレ、
などとも呼ばれています。

早春から、花壇やコンテナを明るく彩る花です。
寄せ植えなどでは、パンジーよりも人気です。

主な種類
・大輪種
パンジーに近い大きさ
・中輪種
花色がとても豊富
・小輪種
花が多くつき丈夫で根張りが良好

このほか、パンジーとビオラを交配した品種も、
数多く見ることができます。
単色のほか、2色や縞入りなどの、カラフルな花色があり、
晩秋から冬にかけても咲く早咲き種も数多くあります。

鉢ごとに、同じ花色の株を植えて配色を楽しめます。
ハンギングバスケットを利用して、
群植のならでわの美しさを感じることができます。

植え付けは3月または10~11月に行い、
花は10月~5月下旬まで咲きます。


ビオラ育て方 栽培方法

・苗選び
10月ころから、園芸店には苗が出回ります。
気温が高いときに育った苗は、
徒長していて弱い傾向がありますので、
寒くなる11月頃に求めます。

草丈が低く、どっしりとした苗がよいでしょう。
根がしっかり張り、
下葉が黄色に変色していないものを選びます。

・植え付け
ビオラをプランターやコンテナに植えつける時には、
鉢底にネットをしき、ゴロ土を入れ、
培養土に腐葉土を多めに混ぜたものを用います。
ポットから苗を抜き、根が張りすぎていたら、
少々根鉢をくずしてから植えましょう。

・置き場所
日光がよく当たるところで管理します。
日当たりが不十分になると、茎がのびすぎたり、
花がつきにくく花の色も悪くなります。

ビオラは寒さには強いのですが、
凍結や強い霜のような天候の時には、
場所を移動させてあげます。

・水やり
土の表面が乾いたら、午前中の暖かい時間帯に、
たっぷり与えます。
秋から冬の時期も、水やりを続けます。
花には水がかからないよう、気を配ります。
3月以降は、乾燥しやすくなりますので、
土をよく観察しましょう。

・肥料
植え付け時に、元肥として緩効性の化成肥料を混ぜます。
春になり花がたくさん咲きだしたら、
液肥を10日に1回ほど追肥します。

・病害虫
暖かい環境では、アブラムシが発生しますので、
オルトラン粒剤で防除します。
3週間に1回を、鉢土の表面に散布しましょう。

雨が多い季節を迎えてからは、
灰色カビ病が発生しやすくなります。
出来るだけ、花に水がかからないように気を付けながら、
花がら摘みと枯れた葉を、
まめに取り除く手入れで、防ぐことが可能です。

kurukuru.gifPOINT!
・根をしっかり張ることができる用土に植える
・毎日の花がら摘みをマメにする
・10日に1回の液肥の追肥を続ける

>>ビオラのタネと苗を見てみる