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ペラルゴニウム 冬越し

  • 投稿日:
  • by flower777
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Pelargonium030.jpg
ペラルゴニウム(Pelargonium)は、ゼラニウムの仲間ですが、
ゼラニウムと比べて、華やかな品種が多く、庭にインパクトをもたせます


基本的に、管理方法もゼラニウムと良く似ていますが、
ペラルゴニウムは、冬越しに注意して管理すると安心です。


■ペラルゴニウム 冬越し

ペラルゴニウムは4月~6月の一季咲きで、
ゼラニウムのように秋には咲きません。

生育適温は15度~20度くらいだといわれていますが、
花芽をつけるためには、15度以下の寒さにあわせることが必要で、
暖かい場所で冬越しさせると、翌年以降花が咲かなくなってしまいます。

・冬の置き場所
ゼラニウム同様、冬は室内に取り込んで管理するのが理想ですが、
常に暖房のきいているリビングなどの部屋の中で管理すると、
15度以下の環境にならず、いつまでたっても花芽が分化しません。

暖房を一切付けない部屋で管理するのが理想ですので、
めったに暖房を付けない和室や、玄関、廊下、階段などで管理すると良いです。

また、冬越しできる最低温度は約5~6度くらいですので、
一般的に室内に取り込んでいれば、寒さに耐えることができます。


Pelargonium031.jpg
寒さにあてることで花芽がつきます


・冬越し以外に花が咲かない理由は?
ペラルゴニウムの花が咲かない最大の理由は、
冬季に15度以下の寒さに合わなかったことによります。

上記の方法で管理すれば、ほとんどの場合、良い開花が見られるはずです。

しかし、稀に他の原因で花が咲かないこともあります。

それは、肥料の与え方です。

これはどの植物にもあてはまりますが、
窒素分の多い肥料ばかりを与えると、茎葉ばかりが茂り、
肝心な花に栄養がいかず、開花も遅れてしまいます。

肥料の与え過ぎもこれに当たるので、冬越し同様、十分注意してください。
また、日当たりが良いよう管理すると開花も促されます。

■参考
・ペラルゴニウムの育て方|花がらと枯れ葉はこまめに摘む