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イヌマキの元気がないときは?

  • 投稿日:
  • by flower777
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環境変化や寒さにやや弱いです


イヌマキは関東より沖縄までの暖かい場所に分布しています。
高さは20mほどと高く育ち、防風林にもよく使われます。

イヌマキは別名クサマキ、マキとも呼ばれています。
赤紫の実は食べると甘くて美味です。
刈り込みに強い性質で、年に数回剪定を行います。

イヌマキの仲間、ラカンマキは中国が原産で、
イヌマキよりも生長は緩やかです。

枝が密に生えてくるので、トピアリー仕立てにむいています。
イヌマキより暖かい地方でよく栽培されています。


■イヌマキの元気がないときは?

1.新しい土で植える
イヌマキを植える時は、まず大きな穴を掘ります。
そして元の根鉢の土を2割ほど落とします。
新しい土を準備してから、根鉢を穴に入れます。

土を落とす理由のひとつとして、
関東地方では千葉県匝瑳市がイヌマキの生産地として有名です。

ここは海が近く土が砂目の性質を持っています。
他の地方とは土質が違うので、新しい環境に慣れさせるためです。

2.植え場所
イヌマキは、冬の乾いた風が大変苦手です。
北海道や東北での栽培は大変難しいです。
もし植えるとしたら、風が当たらないような工夫が必要です。

晩秋から春にかけて苗木を植えつけると、
寒さにやられてしまうケースがあります。

3.病害虫対策
木が弱ってくると、カイガラムシが発生しやすくなります。
薬剤が効かない場合は、ブラシなどでこすり落として駆除します。

また根づいてから2月ごろに寒肥を与えます。
株の周りに溝を掘り、堆肥や鶏ふんを施します。