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サクラ 越冬

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12月のサクラ


サクラは庭木としても人気が高く、
最近では鉢植えにして、庭、ベランダで育てるのも人気があります。

地植えにしているサクラ、鉢植えにしているサクラ、
どちらも寒さには強いので、特に防寒対策は必要ありません。

寒さが本格的になってきた頃、夏には青々と茂っていた葉が紅葉して落ち、
見た目だけではサクラに動きは見えません。

けれど、この冬の間にも、美しい花を咲かせ、株を充実を図る手入れがあります。
サクラ自体に変化がなくても、美しい花がまた見れるように手入れをしましょう。


[サクラ 越冬]


■剪定

冬はサクラの剪定時期です。
剪定の適期は12月中旬~2月ですが、落葉してすぐに剪定するよりも、
完全に落葉してから1ヶ月ほど経ってから剪定する方がお勧めです。

1ヶ月の間に、枝先までしっかりと充実し、
春になるとたくさん花を咲かせるようになります。

剪定は2月中まで可能なので、
慌てずに落葉から1ヶ月待ってから剪定しても間に合います。

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12月のサクラの葉、腐葉土作りに適しています


■肥料

サクラは一般的に、寒い間は生育していません。
そのため、追肥も特には必要ないのですが、
春以降の生育を良くするために、寒肥を与えます。

サクラの寒肥は、1月中旬~2月中旬くらいが適期です。
寒肥を与えると、春に花を咲かせた後の萌芽の勢いが違います。


■害虫

冬は落葉して葉がありません。
そのため、枝の隙間や葉に隠れてしまっていた害虫が見つけやすくなります。

この時期にしっかりと害虫駆除すると、生育期に入ってから苦労せずに済みます。
冬の間はカイガラムシの駆除に適していますが、
ブラシなどでこするうと、せっかくの花芽を、
カイガラムシと一緒にこそげ落としてしまうことがあるので注意します。


■植え付け・植え替え

サクラの植え付けや植え替えは、冬が適しています。
ただ、厳寒期と呼ばれる1月は避けた方が無難です。

12月頃に植え付けるか、2月中旬~3月が適期となります。

耐寒性の強いサクラも、植え付けてすぐの頃は耐寒性が落ちます。
寒さに耐えられるか不安な場合は、3月の植え付けがお勧めです。


■参考
・サクラの育て方|品種と植え場所をよく選びます
・サクラを小さく育てるコツ
・シダレザクラの育て方|生長期の剪定はせずに栽培
・シダレザクラの剪定 図解
・サクラ育て方 12ヶ月
・サクラ 花が咲かない
・ヤマザクラ 育て方のコツ
・啓翁桜の育て方
・サクラ 盆栽の育て方
・サクラ 肥料は?
・サクラ ベランダの育て方